2025/05/17

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政治

蔡英文総統、防疫の第一線で活躍する桃園消毒大隊と陸軍化学兵部隊を慰問

2021/02/02
蔡英文総統(中央)は台湾北西部の桃園に赴き、「桃園市政府防疫消毒大隊および陸軍第六軍団三三化学兵群(化学兵部隊)」を慰問した。(総統府)

蔡英文総統は2月1日午前、台湾北西部の桃園に赴き、「桃園市政府防疫消毒大隊および陸軍第六軍団三三化学兵群(化学兵部隊)」を慰問し、防疫の最前線を固める人材に対し、国民の安全を守るため日々取り組んでいることに謝意を示した。

蔡総統はあいさつで、現在、現地の感染状況が予断を許さない状況のため任務の負担が大きくなっていることに触れ、テレビやソーシャルメディア(SNS)で、防護服を着用し任務にあたっている姿を日々目にしていると述べ、市民に代わって声援を送るとともに、国民を代表して感謝したいと語った。

蔡総統はまた、いまここにいる一人ひとりが最前線で戦っており、昨年新型コロナウィルス感染が広がった時期より防疫消毒という重大な責務を担っていると指摘。三三化学兵群は、中国武漢からのチャーター便から、国際クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」号、隔離施設、軍の駐屯地、および最近の桃園地域まで、休みなく任務にあたっていると述べた。防疫のための取り組みがあまりに忙しく指揮官の龔龍峰上校が妻の出産に間に合わなかったことに対して、龔上校と家族には大変申し訳なく思うと述べた上で、子どもの出生を祝った。「みなさんが守ってくれるおかげで台湾は安心して皆が暮らせる」と述べた。

総統はさらに、桃園市政府環境保護局の消毒大隊はその結成以来、桃園全域の消毒任務にあたっており、これまで延べ3,000人以上が出動し、7,000カ所以上の消毒を行ったと述べた。桃園は海外との国境の第一線にあるため、こういった人々が守ってくれるおかげで国民は安心ができると語った。

総統は最後に、防疫の最前線にいる人々の苦労に感謝を述べるとともに、共に努力を続け、国境の最前線を守り、防疫を周到に行ない、台湾の人々の平安と幸せのためにみんなで頑張ろうと呼びかけた。

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